MOVE東京

 

あいさつ文

 今や日常的に目にするようになった「バリアフリー」という言葉。そして「ユニバーサルデザイン」と言う考え方も、認知されつつあります。
「ユニバーサルデザイン」と聞くと、「みんなが少しずつ我慢する」とイメージされる方が多いかもしれませんが、実は逆です。「みんなが幸せになる」ことです。
2016年4月 障害者差別解消法が施行されました。その中に、障害者への差別の禁止と共に「合理的配慮の提供義務」が盛り込まれています。
 スタートしたばかりの現在は、「『合理的配慮』って何?」と戸惑っていらっしゃるかもしれませんが、あっという間に社会に認知され、浸透していくのだと思います。それは「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」以上の速いスピードで。そして、「合理的配慮」の中身を作り上げ 充実させていくのは、日本に生きるすべての人、私たちの理解や解釈の仕方です。
「合理的配慮の提供」は、「ユニバーサルデザイン」同様、みんなが幸せになることを目指しているものです。
 決して健常者の負担・不利益になるものではありません。提供する側も、される側も満足し喜びを感じるものであること。それが、ひとりひとりの能力を発揮できる手助けになるのだと信じています。
2020年 東京オリンピック・パラリンピック開催決定を機に、日本がより成熟した社会となるため、今 私たちがすべきこと、できることが「合理的配慮」です。
22世紀にも通用する「合理的配慮の提供」を目指して、より身近な問題を私たちと一緒に学んでいきませんか?

 


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